SEOで上位を獲得するためのキーワード選定のポイント【おすすめのツールも紹介】

SEO対策_キーワード選定
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メディアでPV数やコンバージョン数を上げる際、SEOの攻略は大切です。特にキーワード選定は、記事の完成度を左右するほど大切なSEO対策の1つです。

キーワード選定のやり方がわからない」「おすすめのキーワード選定ツールを使ってみたい」など、SEOのキーワードで悩む方は多いのではないでしょうか。

そこで今回はSEOにおけるキーワード選定のやり方やキーワード選定に使えるおすすめのツールを紹介いたします。ぜひ最後まで読んで、自社のコンテンツ制作に役立ててみてください!

関連記事:SEOとは?仕組みやメリットなど、基礎から対策方法まで

目次

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SEOキーワードとは

SEOキーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索欄に入力する語句を意味します。執筆者はユーザーが対象のキーワードで検索する理由や求める回答を考えながら記事を作成します。

例えば、「40代 転職 厳しい」といったキーワードで検索するユーザーは以下の悩みを抱えている想定できるでしょう。

  • 40代での転職が厳しい理由や現実を知りたい
  • 40代の転職を成功させるにはどんな方法があるか
  • おすすめの業界や手順なども知ったうえで対策したい

まずは「SEOキーワード=検索語句」と理解しましょう。キーワード自体はシンプルですが、キーワード対策する重要性やメリットなどは複数あり、やや複雑化しています。

SEOキーワードの選定方法

ここでは、SEOキーワードの選定方法を紹介します。キーワード選定はキーワードを選んで終わり…というわけではありません。攻略したいジャンルや競合などを加味しながら、キーワード選定するのが大切です。

  • ペルソナやユーザーの悩みを洗い出す
  • 自社サイトで集客したいメインキーワードをピックアップする
  • メインキーワードを補うサブキーワードをピックアップする
  • 競合調査で不足しているキーワードを探す

ペルソナとユーザーの悩みを洗い出す

まずは、自社で集客したいペルソナ(推定読者)とそのユーザーの悩みを洗い出してください。誰に何のためにどんな立場で記事を作成するのかという点がSEOでは重要になってくるためです。

例えば大学受験で必要な学習を伝えるメディアの場合、ペルソナとその悩みは以下のように考えられます。(本来はもっと細かく考えますがあくまで簡易的な例として書いています。)

  • ペルソナ→18歳前後の受験生
  • 悩み→勉強法がわからない、各試験の対策法を知りたい、偏差値を上げたい、○○大学の英語の攻略を知りたい

誰のどんな悩みを解決できるかが記事制作のコツです。リストアップしたキーワードをもとに、ペルソナとその悩みを洗い出しましょう。

また、メディア運営者はどんな立場で執筆するのかも考えておくと良いです。例えば、

  • 大学受験のプロ
  • 受験で苦しんだ経験を持つ教育者
  • 有名進学塾で教えていた元塾講師

などが考えられます。これらはユーザーにとって安心材料となる点と、Googleの「E-E-A-T」の経験、専門性、権威性、信頼性という観点から見ても重要になるでしょう。参照:検索評価ガイドライン

自社サイトで集客したいメインキーワードをピックアップする

まず、自社メディアで集客すべきメインキーワードをピックアップしましょう。例えばコスメを紹介するメディアの場合、「スキンケア」「メイク」「ベースメイク」「マスカラ」…などがメインのキーワードとなると考えられます。

このように自社のメディアで集客したいキーワードを選定し、ここからさらに小さな検索ボリュームのキーワードを洗い出していくのが良いでしょう。

メインキーワードを選定する際は、メディアとして過不足の無いようにキーワードを出すことをお勧めします。

メインキーワードを補うサブキーワードをピックアップする

ラッコキーワード_スキンケア

メインキーワード選定がある程度進んだら検索ボリュームを考慮しながら、サブキーワードを選んでいきましょう。

サブキーワードはメインキーワードの関連語句を選び、メインキーワードを補うようなイメージで選定すると良いです。例えばメインキーワードの「スキンケア」に対し、「スキンケア 順番」「スキンケア ランキング」「スキンケア ブランド名」などの複合ワードがサブキーワードになります。

関連語句をリサーチするならラッコキーワードがおすすめです。無料ですぐにリサーチできますので、メインキーワードがどのように派生しているのかといった視点を持ちながら、関連語句をリサーチしてください。

(外部サイト参照)ラッコキーワードの使い方を徹底解説!ブログのネタ探しにも使えます。

近年のSEOでは、メインキーワードを囲む形でサブキーワードから内部リンクを送る「トピッククラスターモデル」が効果的です。以下はビッグキーワードを「マーケティング」に選定した場合です。

クラスターページに選ぶキーワードの選び方の解説

トピッククラスターに興味があるという方は以下の記事も合わせて確認ください!

競合調査で不足しているキーワードを探す

同じジャンルですでに上位表示している競合メディアを調査し、自社で洗い出したキーワードや戦略で不足しているものが無いかを確認しましょう。以下のポイントで競合を調査すると良いでしょう。

  • 競合が上位表示しているキーワード
  • 競合が記事制作しているキーワード
  • メディアのカテゴリやサイト設計

あくまで上記は、キーワードに関する競合調査になります。もし、メディア戦略という観点で競合調査をする場合は

  • ビジネスモデル
  • CV導線
  • 商品やサービス
  • 販売戦略
  • 記事構成
  • 記事の品質
  • 想定PV数や売上

といった点も合わせて調査しておくと良いでしょう。

SEOキーワードの選定ツール【おすすめ7選】

ここではおすすめのキーワード選定ツールを7つ紹介します。無料ツールは十分な機能を搭載しており、有料ツールはより詳細なキーワード選定が可能です。キーワード選定ツールはとても便利ですので、自分に合ったツールを見つけましょう。

関連記事:おすすめアクセス解析ツール11選|無料有料や選ぶポイントまで

無料のキーワード選定ツール4選

無料のSEOキーワード選定ツールを4つ紹介します。特にGoogleが提供する2つの選定ツールは、非常に高性能なため多くの方におすすめ。

ツール名機能特徴URL
Google キーワードプランナーキーワード候補のチェックとダウンロード、検索ボリュームと予測データのチェック、入札価格(ページ内の広告主のクリック単価実績)のチェックGoogleが無料提供する選定ツールの1つで、総合的な機能性が魅力です。操作性にも優れているため、初心者の方でもサクサクと利用できるでしょう。Googleアカウントを開設すればすぐに使えます。https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
Googleトレンド検索数の推移と急上昇ワードをチェックGoogleが無料提供する選定ツールの1つで、検索数の推移を細かくチェックできます。急上昇ワードもチェックできるため、トレンドをおさえた記事を作りやすいのが特徴。キーワードプランナーと組み合わせて使うのがおすすめです。https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
aramakijake競合サイトのやGoogle・Yahoo!における順位ごとの想定月間検索数をチェックGoogleとYahoo!の検索ボリュームをチェックできます。競合サイトの月間アクセスや検索順位などもチェックできるのが特徴。https://aramakijake.jp/
ラッコキーワード(有料プランあり)サジェストキーワードや月間検索数、Q&Aサイトをチェック
タイトルやURL一覧、見出し数、共起語などの細かいキーワード情報をチェックできます。有料版はサジェストキーワードの検索数を抽出できます。https://related-keywords.com/

キーワード選定を使うのが初めての方はGoogleキーワードプランナーを選択しましょう。汎用性に優れており、十分な機能が備わっているためです。必要に応じてGoogleトレンドを併用するとキーワード選定の精度がアップします。

aramakijakeは検索ボリュームを詳しくチェックできるため、攻略したいジャンルやトレンド情報を得るのに適しています。ラッコキーワードは他のツールと組み合わせると、高い効果を発揮できるでしょう。共起語や類義語などのワードは、質の高い文章を作成するのに必要なためです。

無料のキーワード選定ツールでも高い性能を発揮しています。「まずは使ってみたい」「有料版を使うのは少し不安」と思う方は、ぜひ無料の選定ツールから使ってください。

有料のキーワード選定ツール3選

有料のキーワード選定ツールを3つ紹介します。

機能特徴料金URL
Keywordmap多くの大企業が導入。国産のため日本語データを多く保有。マインドマップでサジェストキーワードやニーズをチェック自然検索調査や流入貢献ページ調査など、非常に細かいキーワード情報を検索できるのが特徴。要問い合わせhttps://keywordmap.jp/
KEYWORDFINDERGoogleアナリティクスと連携可能
コンテンツのスコアをチェック
機能性に優れたの選定ツールです。他の選定ツールよりも詳しいキーワード情報を入手できるのが魅力です。スタンダード:5万円プロフェッショナル:10万円エンタープライズ:20万円https://keywordfinder.jp/product
Ubersuggest上位サイトのデータやコンテンツ提案、被リンクデータなどをチェック多くのアフィリエイターから評価されています。総合的な機能を誇る選定ツールです。パーソナル:2,999円ビジネス:4,999円エンタープライズ:9,999円(いずれも7日間の無料体験あり)https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

Keywordmapは多くの導入実績があるため、初めて有料の選定ツールを使う方におすすめです。求める機能によって料金プランを決めてくれますので、効率的に導入できます。KEYWORDFINDERはより詳しくキーワードを選定したい方に向いているでしょう。

サポート体制や専門的な機能が充実しており、料金以上の価値を発揮します。また、Ubersuggesはコストパフォーマンスに優れています。企業や個人のアフィリエイターなどからも評価を得ており、汎用性と使いやすさが魅力の選定ツールです。

SEOに効果的なキーワードを選定しよう!

今回はSEOにおけるキーワードの大切さと具体的な選定方法を解説しました。読者ニーズをどれほど想像して解決できるかが、キーワード選定を攻略するポイントです。記事の完成度はキーワード選定次第といっても過言ではありません。本記事を参考にしながら、ぜひSEOに有利なキーワードを選定してください。

関連記事:SEO対策とは?SEOで重要なGoogleの考え方と5つの施策例

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この記事を監修した人

株式会社SOHAのアバター 株式会社SOHA CEO 代表取締役

Webマーケティングを行う企業です。コンテンツマーケや広告運用はもちろん、ブランディングや戦略の立案まで支援いたします。SE、ITコンサルの経験を活かした経営者視点でこれまで業種業界問わず多くの企業のマーケティング支援を行ってきました。本メディアではこれまでの経験をもとに、マーケティングに関わる情報について発信いたします。

マーケティング歴は7年ほど。日本マーケティング学会会員。

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