【自社でも使用可】市場調査のフレームワーク!目的や分析の進め方について

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市場調査をする際、フレームワークを活用することで効率的に調査を進められます。目的に合わせたフレームワークを活用できれば、「何を調べればよいか分からない」「思っていた調査結果を得られなかった」などの問題を避けられるでしょう。そこで、本記事では市場調査の基本的な進め方や、活用できるフレームワーク5選などを解説していきます。

関連記事:マーケティングで活用すべきフレームワーク12選|段階別での使い分け方や実行方法まで

目次

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市場調査とは

市場調査とは、マーケティング活動をおこなう際に、市場の現状を把握するために実施する調査のことです。市場内の顧客ニーズや競合他社など、調査する内容は目的によって異なります。

市場調査の目的には、「新規事業の立ち上げ」「既存事業の売上拡大」「自社の認知度拡大」などが挙げられます。市場調査をおこなうことで、より効果的なマーケティング戦略の立案につながるでしょう。

関連記事:市場調査とは?マーケティングリサーチとの違いや5つの調査方法

市場調査のやり方

基本的に市場調査は以下の手順で進めます。

  1. 市場調査の目的を明確化する
  2. 調査方法を決める
  3. 調査を実施する
  4. 調査結果から分析をおこなう
  5. 意思決定をおこなう

市場調査をおこなう際は、必ず目的を明確にしておきましょう。目的が曖昧なまま市場調査を実施しても、調査内容にブレが生じたり、必要な調査が抜け漏れたりする可能性があります。

そして、どのような方法で調査すれば目的を達成できるかを検討し、実行へとつなげましょう。調査によって明らかになった結果をもとに、どのような傾向があるのか、将来的にどのような動きがありそうかなど、分析もおこなうことが大切です。

分析が終われば、実際にマーケティング戦略や新規事業の企画・開発へと落とし込んでいきます。

市場調査で使えるフレームワーク5選!

市場調査をおこなう際に活用できるフレームワークを5つ紹介します。

関連記事:マーケティング戦略の効果や立案手順について|効果的なフレームワークや成功事例も

3C分析|自社の優位性を探る

3C分析は、以下3つの要素を分析するフレームワークです。

  • Customer:顧客
  • Competitor:競合
  • Company:自社

市場を構成する上記3つを分析することで、効果的なマーケティング戦略を立案できます。顧客と競合を分析しながら、自社の立ち位置や強みを把握します。顧客・競合・自社と分かりやすい構成であるため、市場調査をおこなう際によく活用されているフレームワークです。

PEST分析|自社に影響を与える外部要因を分析する

PEST分析は、以下4つの要素を分析するフレームワークです。

  • Politics:政治
  • Economy:経済
  • Society:社会
  • Technology:技術

上記のように、自社に影響を与えうる外部要因を分析し、潜在ニーズの発見やリスク回避につなげます。コロナの影響でWebサービスが急成長したように、外部要因を分析することで、時代の先駆けとなる事業へ参入できるかもしれません。

SWOT分析|現状を4つの項目に振り分け整理する

SWOT分析は、以下4つの要素を分析するフレームワークです。

  • Strength:強み
  • Weakness:弱み
  • Opportunity:機会
  • Threat:脅威

SWOT分析では自社について、上記4つの項目に情報を振り分けることで、現状を把握できるというものです。強みや機会を有効活用し、弱みや脅威をどう改善していくかを検討することで、自社が市場内でどのような立ち位置が最適なのかが分かるでしょう。

5F分析|自社を取り巻く脅威を分析する

5F(ファイブフォース)分析は、以下5つの要素を分析するフレームワークです。

  • 競合他社の脅威
  • 新規参入の脅威
  • 代替品の脅威
  • 買い手の交渉力
  • 売り手の交渉力

ファイブフォースの「フォース」は脅威を意味し、自社に関わる脅威を分析することで、脅威に対する対策を検討します。脅威の存在は、自社の売上にも影響するでしょう。また、脅威の存在は日々変化し、新たな脅威も次々と登場するため、5F分析は定期的に実施することが大切です。

4P分析|商品・サービスを効率的に売る

4P分析は、以下4つの要素を分析するフレームワークです。

  • Product:商品・サービス
  • Price:価格
  • Place:販売場所・提供方法
  • Promotion:販売促進

4P分析では、商品サービスを効率的に売るためにはどうすればよいのかを検討します。4P分析でそれぞれの要素を決定する際、自社の強みや競合を照らし合わせながら検討することが大切です。自社商品・サービスの価値を決定する重要なプロセスで活用するとよいでしょう。

関連記事:マーケティングにおける4Pが持つ意味|4P分析の方法や4Cとの違いまで

市場調査を実施する方法

市場調査を実施する方法は2つあります。

社内で実施する

1つ目は、社内で実施する方法です。アンケート調査やインタビュー調査、デスクトップリサーチなどさまざまな方法で市場調査を実施できます。また、低コストで実施できるため、市場調査にコストを割けない企業でも実行可能です。

ただ、市場調査を実施するにはノウハウや人的リソースが必要となります。ノウハウや人的リソースが不足したまま市場調査を実施しても、時間がかかるだけでなく、十分な調査をおこなえない可能性もあるでしょう。そのため、ノウハウや人的リソースが不足しているのであれば、次に紹介する2つ目の方法がおすすめです。

外部に市場調査を依頼する

2つ目は、外部の専門業者に依頼する方法です。市場調査を専門とする事業者に依頼することで、効率的かつ精度の高い市場調査を実施できるでしょう。

市場調査をすべて依頼すれば、社内の人的リソースを割く必要がありません。場合によっては市場調査の一部を依頼したり、調査におけるアドバイスを受けたりということもできます。自社に不足する部分を洗い出し、どこまで外部に依頼すればよいのかを見極めましょう。

関連記事:おすすめの市場調査会社20選!マーケティングリサーチの外注先を選ぶポイント

外部へ依頼する場合の費用相場

外部へ市場調査を依頼する場合、自社でおこなうよりコストがかさみます。費用は調査の内容や方法によって異なり、費用相場は20万円~120万円程度と幅があります。そのため、あらかじめ調査したい内容を決めたうえで、複数の事業者で見積もりをもらい、比較検討することが大切です。

市場調査に使えるフレームワークまとめ

市場調査は、効果的なマーケティング活動をおこなうのに必要なプロセスです。客観的視点から情報を収集し、マーケティング戦略へ適切に落とし込まなければならないため、フレームワークの活用が欠かせません。調査する内容や目的に合わせて、最適なフレームワークを活用し、市場調査を実施しましょう。

市場調査を行った際は必ずレポートの作成を行い、マーケティングに役立つ形で残しておくことが大切です。以下の記事で詳しく書き方を解説しているので合わせて読んでみてください。

関連記事:市場調査におけるレポートの書き方|必要な項目や参考にできるテンプレート

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この記事を監修した人

株式会社SOHAのアバター 株式会社SOHA CEO 代表取締役

Webマーケティングを行う企業です。コンテンツマーケや広告運用はもちろん、ブランディングや戦略の立案まで支援いたします。SE、ITコンサルの経験を活かした経営者視点でこれまで業種業界問わず多くの企業のマーケティング支援を行ってきました。本メディアではこれまでの経験をもとに、マーケティングに関わる情報について発信いたします。

マーケティング歴は7年ほど。日本マーケティング学会会員。

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