【図解】Webマーケティングの外注や代行(業務委託)依頼にかかる費用相場

Webマーケティングの外注費用
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SNSやYoutube、SEOやWeb広告などのインターネットを通じた集客が注目を集めている現代で、Webマーケティングの必要性は高まっています。ただ、Webマーケティングをおこなうには専門知識が必要だったり、内製化するには時間やコストがかかることも珍しくありません。そのため、Webマーケティングの代行を専門として取り扱う事業者も増えてきました。

そこで、本記事ではWebマーケティングを外注(業務委託)する際の費用相場や依頼手順、外注先の選び方やメリット・デメリットまで、幅広く解説していきます。

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目次

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Webマーケティングの外注(業務委託)にかかる費用相場

Webマーケティングの外注費用をまとめた図

Webマーケティングを外注する際の費用相場は、依頼内容によって異なります。そこで、依頼内容ごとの費用相場をご紹介します。

コンサルティングのみを依頼する場合|10万円~

Webマーケティングの実行は社内でおこなうことを前提として、コンサルティングのみを依頼する場合は、10万円~です。

SEO対策に関するコンサルティングであれば10万~15万円程度、市場分析やアクセス解析などのコンサルティングも含まれる場合は15万円~30万円程度と、コンサルティングも内容によって費用が異なります。

ただ、コンサルティングのみを依頼する場合は、施策の実行自体を自社でおこなう必要があるため、Webマーケティング実施の体制づくりは欠かせません。

コンテンツ制作を依頼する場合|15万円~

コンテンツ制作を依頼する場合は、月に3~5本に対し15万円~程度見ておくと良いでしょう。

コンテンツに自社のこだわりをどの程度反映するのか、依頼する本数などによっても金額は異なります。コンテンツの方向性や依頼する本数を決めたうえで、問い合わせてみるとよいでしょう。

ただ、コンテンツ制作のみを依頼する場合、メディアの立ち上げや分析などは自社でおこなう必要があるため、社内の体制作りも欠かせません。

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広告運用の代行を依頼する場合|広告費用の15~20%

広告運用の代行を依頼する場合は、広告費用の15~20%が外注費用になるケースが多いです。100万円の広告費用であれば、15~20万円が外注費としてかかるイメージです。ただし。広告予算が少ないケースでは15~20%といった支払いではなく、最低の費用として「固定費用10万円以上」としている企業も多いのでその点は確認が必要です。

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SNS運用代行を依頼する場合|15万円~

集客手段としてSNS運用の代行をすべて依頼する場合、費用は15万円~となるケースが多いでしょう。稀に「月額5万円で受けます!」といった企業もありますが、投稿数に制限があったり、SNS戦略立てはしてくれなかったりといった企業が多く、運用代行というよりは投稿制作代行といったイメージになるので、あまりおすすめは出来ません

SNS運用代行を依頼する場合は、作業をどこまでおこなってくれるのか?という点も踏まえて検討すると良いでしょう。

関連記事:SNS運用代行会社を選ぶポイントは?利用するメリットや費用相場を解説!

Webサイト制作やアクセス解析まで依頼する場合|30万円~

コンテンツ制作にくわえ、Webサイトの制作や定期的なアクセス解析までを依頼する場合、費用相場は30万円~になるでしょう。Webマーケティングを実施するために必要な準備から分析までを依頼できます。

Webサイトの制作自体は初回のみの支払いや初期費用に含まれることから、次月から継続的に発生するのはコンテンツ制作やアクセス解析といった部分です。そのため、初回と初回以降では費用に変動があるため、初回以降の費用も確認しておくとよいでしょう。

関連記事:アクセス解析とは?実行してわかることや解析方法まで【おすすめツール3選】

Webマーケティングの戦略設計から依頼する場合|50万円~

Webマーケティングを始めるにあたって戦略設計から依頼したい場合の費用相場は50万円~です。「Webマーケティングを実施したいが何から始めればよいか分からない」といった場合に最適なプランといえます。

自社の現状から課題の発見をサポートしてくれたり、Webマーケティングの環境構築にも対応してくれます。Webマーケティングの戦略設計をはじめ、運用支援を受けたい場合に最適です。

Webメディアの運営ごと依頼する場合|50万円~

Webマーケティングの戦略設計からコンテンツ制作、メディア運営までを一貫して依頼する場合は、50万円以上かかることがほとんどです。社内で対応できるプロセスがなく、新たに体制を整えるのも難しいといった場合におすすめできます。

ただ、かかるコストが大きくなることから、予算と照らし合わせながら、無理のない範囲で依頼を検討しましょう。

企業や商品ブランディングから依頼する場合 |100万~

企業自体のブランディングや商品のブランディングから依頼する場合相場は100万~見ておくと良いでしょう。ブランディングは自社の分析~戦略までを考慮して設計するため工数および費用が多くかかるでしょう。

また、企業が成長するための根幹となる部分のため、慎重に進めていく必要があります。

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Webマーケティングを外注(業務委託)するメリット

webマーケティングを外注するメリットについて解説する図

Webマーケティングを外注して得られるメリットを4つ紹介します。

Webマーケティングをすぐに始められる

Webマーケティングを外注すれば、社内に専門知識を持った人材を確保したり、運用体制を整えたりしなくてもよいため、Webマーケティングをすぐに始められます。

「Webマーケティングを始めたいが、内製化するには準備期間が短い」といった場合、準備が不十分のままWebマーケティングを始めても、効果は最大化できないでしょう。

しかし、Webマーケティングを外注することで、運用をプロに任せることができるため、準備が短期間でも効果的なWebマーケティングを実施できるといえます。

社内の人的コストや時間を割く必要がない

Webマーケティングを外注すれば、社内にWebマーケティングをおこなう人材や時間を確保する必要がありません。そのため、他の社内業務に集中したり、コア業務に人材や時間を割くことができます。

Webマーケティングには、専門知識が必要な場面が多くあります。もし、社内に専門知識やスキルを持った人材がいなければ、社外から確保する必要も出てくるため、実行までに時間を要するでしょう。

また、社内の人材を確保できたとしても、Webマーケティングの担当者はこれまでの業務と兼任することもあり得るため、社員一人の負担が激増する可能性も考えられます。

このように、Webマーケティングを社内でおこなうには、さまざまな課題が挙げられます。Webマーケティングを外注すれば、このような課題を回避できるでしょう。

精度の高いWebマーケティングができる

Webマーケティングの依頼を受けている事業者は、Webマーケティングのプロといえます。知識や経験が豊富なプロに任せることで、精度の高いマーケティングが期待できるでしょう。

また、外注先には、自社にはない技術や実績があります。そのため、短期間でより効果の高いWebマーケティングを実行できるでしょう。

客観的視点での意見を得られる

Webマーケティングに関する知識や経験がなければ、的外れな戦略になってしまうことがあります。しかし、Webマーケティングを外注することで、知識と経験のあるプロから客観的な意見を得られるでしょう。

Webマーケティングを専門とする事業者は、自社と似た業種・業態のマーケティング実績を持つ場合もあります。客観的な視点から、実績をもとにした効果的なWebマーケティング戦略を提案してもらえるでしょう。

将来的にWebマーケティングを内製化したいと考える場合でも、客観的視点からの意見を得ることで、社内の人材育成も期待できます。

Webマーケティングを外注(業務委託)するデメリット

webマーケティングを外注するデメリットを解説する図

Webマーケティングを外注するデメリットを3つ紹介します。

継続的に費用がかかる

Webマーケティングを外注するには当然、費用がかかります。依頼内容によって金額は変動しますが、依頼し続ける限り月単位や年単位で継続的にコストが割かれてしまいます。そのため、Webマーケティングの外注は費用対効果がよいのか、定期的に確認することが大切です。

Webマーケティングを外注することで削減できるコストと発生するコスト、予算などと照らし合わせながら外注を検討しましょう。

ノウハウを資産として残しにくい

Webマーケティングを社内で実行すれば、施策の実行から改善までのノウハウが資産として残っていくため、課題が発生しても過去の経験から解決方法を発見しやすくなるでしょう。

しかし、Webマーケティングを外注すれば、あらゆる施策は外注先で実行されることになります。そのため、Webマーケティングのノウハウが資産として社内に残りにくいというデメリットがあります。

したがって、外注先からレポートを発行してもらったり、Webマーケティングに関する社内研修を実施するなど、外注先のノウハウを社内に取り込めるような仕組み作りが必要です。

コミュニケーションがとにりくい

Webマーケティングを外注している場合、コミュニケーションをとるのに時間がかかるというデメリットもあります。

自社の目標を変更したいのであれば、外注先と目標の変更にくわえ予算や施策の変更などを話し合わなければなりません。また、外注先が状況に応じて施策を変更する場合でも、依頼主に許可をとる必要が出てくるでしょう。

このように、外注先と依頼主は頻繁にコミュニケーションをとらなければならないのに対し、コミュニケーションをとるにはどちらかの訪問やオンライン会議の実施が必要になるため、コミュニケーションがとりにくいのです。

Webマーケティングの外注(業務委託)手順

Webマーケティングの外注をするために必要なステップを解説する図

Webマーケティングを外注する際の手順を4STEPで解説します。

1.Webマーケティングにおいて依頼する範囲を決める

Webマーケティングをおこなううえで、外注先に依頼する業務範囲を決めます。そのためには、社内で対応できる業務を洗い出すとよいでしょう。依頼する範囲が小さければ、外注によって発生するコストを抑えられます。

例えば、「施策は立てられるが必要なコンテンツ制作が間に合わない」といった場合、外注するのはコンテンツ制作の部分だけで済みます。

このように、外注先を選定する前段階で、自社で対応できる業務を洗い出し、依頼する業務範囲を決めておきましょう。

2.外注先を選定する

依頼する範囲が決まれば、実際に外注先を選定します。この際、依頼内容を強みとする外注先を選ぶことが大切です。

コンテンツ制作を依頼したいのであれば、分析・改善に強い外注先よりコンテンツ制作を得意とする外注先に依頼したほうがよいでしょう。

このように、依頼内容に適した外注先をいくつか比較しながら、一つに絞っていくことが重要です。

3.目標や業務内容を共有し、プランを提案してもらう

依頼する外注先を選定したら、自社が抱える課題や目標、自社で対応できる業務内容などの情報を共有し、プランを提案してもらいましょう。

この際、あらかじめ自社に関する情報を分かりやすくまとめておくことが大切です。なぜなら、自社の現状を詳しく伝えられたほうが、外注先も現状に適したプランを提案しやすいためです。

適切に情報が共有できれば、「外注先でどのようなことができるのか」「どのような流れで目標達成に向かっていくのか」など、プランを提示してくれるでしょう。

4.契約後、Webマーケティングを開始する

プランのすり合わせが終わったら、契約後、Webマーケティングの実行に移ります。

ただ、Webマーケティングを開始したからといって、外注先に任せっきりにせず、定期的にレポートや費用対効果を確認することが大切です。効果が薄いように感じれば、施策や目標の変更など、外注先との話し合いを実施しましょう。

またWebマーケティングを開始したからといって、すぐに効果が出るとは限らないということも知っておくことは大切です。中長期的な目線で、外注先と良い関係を保って同じ目的に対して共に進めていく意識を持っておきましょう。

Webマーケティングの外注(業務委託)先を選ぶ4つのポイント

Webマーケティングの外注先を選ぶうえで確認したい4つのポイントを解説する図

Webマーケティングの外注先を選ぶ際に気をつけたいポイントを4つ紹介します。

提案される業務内容や費用が明示されている

依頼する内容によってプランは異なるため、業務内容と費用が見合っているのかを把握しなければなりません。そのため、提案される業務内容や費用が明確に提示されているかを確認しましょう。

また、実績や施策の幅が広い外注先は、より具体的な業務内容を提案する傾向があります。具体的に提案されれば実行内容を自社でも把握しやすく、意見も出しやすいでしょう。

自社に関心を持ってくれる

効果的なWebマーケティングをおこなうには、自社や商品・サービスについて深く理解することが大切です。そのため、自社に関心を持ってくれる外注先を選びましょう。

契約前に目標や課題の共有、プランの提案がおこなわれます。その際に、自社について詳細までヒアリングを実施してくれる外注先は、自社に関心を持ち、各依頼主に適した戦略を立てようとしているといえます。

Webマーケティングは、目標や課題によって最適なプランが異なることから、自社に適したプランを提案してもらえるよう、自社に関心を持ってくれる外注先を選びましょう。

質の高いコンテンツ作りの体制が整っている

Webマーケティングを外注するうえでコンテンツ制作を依頼する場合、どのようなコンテンツ制作を得意としているのか確認しましょう。レイアウトやデザインだけでなく、SEO対策も対応しているのかなどまで把握することが大切です。

また、メディアによっては月に大量の記事が必要になる場合もあります。月に何件程度まで発注できるのかも確認しておくとよいでしょう。

予算と費用が見合っている

効果的なWebマーケティングを実施しようと、予算オーバーの依頼をするのはおすすめできません。

Webマーケティングは高いお金をかけても、思ったような効果を得られないこともあります。Webマーケティングは、お金をかければかけるほど効果が高まるわけではないのです。

あらかじめ予算を決めておき、その予算の範囲内で依頼できる外注先を探すとよいでしょう。

Webマーケティングの外注(業務委託)についてまとめ

Webマーケティングを外注することで、スピーディーな実行やプロによる効果的な施策を実現できます。ただ、定期的に費用が発生することから、社内の予算と照らし合わせることが大切です。効果的なWebマーケティングを実施するためにも、外注を検討してみてはいかがでしょうか。

マーケティング外注(業務委託)の相場費用は?

おおよその金額は以下の通りです。

  • コンサルティングのみを依頼する場合:10万円~
  • コンテンツ制作を依頼する場合:15万円~
  • Webサイト制作やアクセス解析まで依頼する場合:30万円~
  • Webマーケティングの戦略設計から依頼する場合:50万円~
  • Webメディアの運営ごと依頼する場合:50万円~
  • 企業や商品ブランディングから依頼する場合 :100万~
マーケティングは自社でやるべき?

マーケティング専門の部署がある場合は、自社でやる方が良いでしょう。ただし、マーケティングを専門に扱う部署が無い場合は、外注(業務委託)するべきです。

マーケティングの依頼は個人と法人どちらの方が良い?

個人に頼むメリット:金額が法人よりも安く、柔軟な対応が可能。

法人に頼むメリット:体系化されており、過去のデータや経験が豊富。

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この記事を監修した人

株式会社SOHAのアバター 株式会社SOHA CEO 代表取締役

Webマーケティングを行う企業です。コンテンツマーケや広告運用はもちろん、ブランディングや戦略の立案まで支援いたします。SE、ITコンサルの経験を活かした経営者視点でこれまで業種業界問わず多くの企業のマーケティング支援を行ってきました。本メディアではこれまでの経験をもとに、マーケティングに関わる情報について発信いたします。

マーケティング歴は7年ほど。日本マーケティング学会会員。

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