マーケティングと販促の違いは?それぞれの具体的な施策案も!

マーケティングと販促の違い
  • URLをコピーしました!

マーケティングと販促活動の明確な違いが分からない方は少なくありません。ただ、考え方や施策には大きな違いがあることから、それぞれを理解したうえで戦略を立てる必要があります。

そこで、本記事ではマーケティングと販促の違いを理解するために、それぞれの概要と具体的な施策例、実際の成功事例などを解説していきます。

関連記事:マーケティングとは?を簡単に解説!種類や重要性、戦略の立て方まで

目次

マケドリを運営する株式会社SOHAは、マーケティングの総合支援をいたします!

\【限定5社】マーケティング無料相談受付中/
  • SEOを強化したい
  • SNSを伸ばしたい
  • ブランディングを強化したい
  • ECで売上を伸ばしたい
  • Web広告で売上を上げたい

上記に当てはまる企業様は、ぜひ一度ご連絡ください

マーケティングと販促の違いとは

マーケティングと販促についての違いについて表した図

マーケティングと販促は主体として捉えるものが異なります。では、それぞれの定義をみていきましょう。

関連記事:「ブランディング」と「マーケティング」の違い|2つの相乗効果やブランディング手順まで

マーケティングとは

マーケティングは、商品・サービスがより多く売れるための仕組みを作ることです。消費者の需要や社会環境の変化、消費者の行動プロセスの段階など、「消費者」を主体として施策を検討します。

商品・サービスの企画や開発、集客、販売まで、事業活動における一連の流れをマーケティングと呼ぶこともあります。

さらに詳しくマーケティングについて知りたい方はこちら↓↓
関連記事:マーケティングとは?概要や重要性、基礎から戦略の立て方まで

販促(販売促進)とは

販促(販売促進)は、商品・サービスをより多く売るためにはどのような商品・サービスにすればよいのか、どのような販売方法にすればよいのかなど、「商品・サービス」を主体として検討します。

マーケティングに比べて販促は、消費者を購入に結びつけるにはどうすればよいかという点を重視した施策です。そのため、販促はマーケティングの一部と捉えられることもあります。

販促の重要性が高まっている背景

近年、販促の重要性は高まりつつあります。これまでは唯一無二だった商品・サービスでも、多様化が進んでいる現代では商品・サービスが溢れ、他社との差別化が困難になってきました。

しかし、他社との差別化ができなければ、消費者は似たような商品・サービスから価格の安いものを選ぶでしょう。ただ、価格競争をしていれば利益は減り、商品・サービスの価値は落ちてしまいます。

そのため、多様な商品・サービスから自社を選んでもらうための販促が重要です。

マーケティングの具体的な施策例5選

マーケティングの具体的な施策例を5つ紹介

マーケティングと販促の違いを深く理解するために、それぞれの施策例をみていきましょう。まずは、マーケティングの具体的な施策例を5つ紹介します。

関連記事:マーケティング戦略の効果や立案手順について|効果的なフレームワークや成功事例も

マーケティング施策①WebサイトやSNSの運営

1つ目の施策は、自社のWebサイトやSNSの運営です。商品・サービスに関する情報を発信するだけでなく、顧客の疑問を解決することで自社のファンを増やすことにもつながるでしょう。

ただ、短期間での効果はあまり期待できません。そのため、長期的な施策として検討することが大切です。

関連記事:SNSマーケティング戦略の立て方を徹底解説

関連記事:Webサイトを制作する方法は3つ!おすすめの制作ツールや外注先の選び方

マーケティング施策②広告の出稿

2つ目の施策は広告の出稿です。マス広告をはじめWeb広告まで、広告の種類は多岐にわたります。インターネットでの購買活動が盛んな現代では、Web広告が重要視されています。

Web広告はマス広告に比べ低コストで始められるうえに、ターゲットを絞り込んだ配信も可能です。広告の出稿にはコストがかかるものの、比較的短期間での効果が期待できます。

関連記事:Web広告とは?効果的な広告の種類や運用方法、かかる費用相場まで

マーケティング施策③プレリリース配信

3つ目の施策はプレリリース配信です。外部メディアの担当者に向けて自社商品・サービスの情報を発信します。

担当者の目に留まれば、外部メディアで取り上げられる可能性があります。外部メディアでは第三者視点で商品・サービスを紹介してもらえるため、信頼性が高まるでしょう。

また、プレリリース配信は広告の出稿に比べて低コストで実施できることも特徴です。大手メディアに取り上げてもらえれば、低コストで大きな効果を生み出す可能性があり、費用対効果は高くなります。

マーケティング施策④ホワイトペーパーの提供

4つ目の施策はホワイトペーパーの提供です。ホワイトペーパーは、商品・サービスの導入事例や自社が持つノウハウをまとめた資料のようなものです。ホワイトペーパーを顧客に提供することで、顧客からの信頼を得たり、商品・サービスを購入するきっかけとなります。

また、ホワイトペーパーをWebサイト上でダウンロードできるようにすれば、気軽にダウンロードする顧客も増え、同時に顧客情報を得ることも可能です。

マーケティング施策⑤MA(マーケティングオートメーション)の導入

5つ目の施策は、MA(マーケティングオートメーション)の導入です。MAは顧客の獲得から育成、施策の提案など、営業活動を効率化するツールを指します。

これまで挙げたマーケティング施策とは異なり、顧客へ直接的にアプローチする施策ではなく、社内のマーケティング活動の効率化を目指すものです。MA導入により営業プロセスを自動化できれば、顧客へのアプローチといったコア業務に専念できるでしょう。

関連記事:マーケティングオートメーション(MA)とは?導入の効果や事例、ツールの選び方まで

販促の具体的な施策例5選

販促の5つの具体的な施策を表す図

次に販促の施策例です。ただ、マーケティングにおける施策例は、販促施策ともなり得ます。そこで、マーケティングの施策例では挙げられていない販促施策を5つ紹介します。

販促施策①ノベルティの配布

1つ目の施策は商品購入と同時にもらえるノベルティの配布です。顧客の商品購入時にアプローチできます。ノベルティの配布は顧客がお得感を感じたり、ノベルティの希少性に惹かれたりするなど、店頭で他の商品と比較したとき自社商品を選ぶ理由になるでしょう。

販促施策②ポイントカード発行

2つ目の施策はポイントカードの発行です。ポイントを貯めることで割引や商品との交換ができれば、リピーターの獲得や顧客単価の増加が期待できます。

また、短期間で再来店を促すことは自社のファンや顧客の定着につながります。そのため、「初購入より1か月間はポイント○倍」というように、ポイントカードを上手く活用することが大切です。

販促施策③キャンペーンの実施

3つ目の施策はキャンペーンの実施です。BtoCだけでなくBtoB事業においても有効な施策です。「無料トライアル中の契約で初年度無料」や「期間限定○%OFF」など、自社商品・サービスに合わせたキャンペーンを実施するとよいでしょう。

また、SNSを運営しているのであれば、フォロワー限定やハッシュタグでの応募など、顧客を巻き込んだキャンペーンも効果的です。キャンペーンをきっかけに新規顧客の獲得も期待できます。

販促施策④メルマガ配信

4つ目の施策はメルマガ配信で、既存顧客や見込み顧客へのアプローチに最適です。

メルマガを配信するのは、過去に自社商品・サービスを購入したことがあったり、自社サイトで顧客情報を登録したことがある顧客です。そのため、すでに自社への興味がある顧客といえます。各顧客に適した情報を配信できれば、売上拡大につながるでしょう。

ただ、顧客にとって興味のない内容を配信してしまうと、無視されたり不快に感じられることもあるため、配信内容には注意が必要です。

販促施策⑤展示会やイベントの開催

5つ目の施策は、展示会やイベントの開催です。展示会やイベントでは、実際に商品・サービスを体験できるため、顧客は安心して購入できるでしょう。

また、展示会やイベントでの交流がよりよい関係性の構築になるかもしれません。このように、顧客の購買活動を促進させるだけでなく、顧客の育成にもつながります。

関連記事:マーケティングで活用すべきフレームワーク12選!使い分けや実行方法まで解説します!

マーケティングと販促の違いについてまとめ

マーケティングと販促は、それぞれに適した施策を検討することが大切です。また、どちらか一方として考えるのではなく、どちらも上手く活用していくことで施策の効果は高まります。自社の事業形態やターゲット層に最適な方法でマーケティング・販促を実施していきましょう。

体系的にマーケティングを学びたい方はマーケティングスクールも検討してみてください↓↓
Webマーケティングスクール WEBMARKS|未経験から最短距離でWebマーケターに

マーケティング完全外注サービス「THE MARKE」

当メディア「マケドリ」を運営する株式会社SOHAは、マーケティング専門のプラットフォーム「THE MARKE」を運営しております。

掲載案件や事例紹介、在籍マーケター情報については、THE MARKEのサイトよりご覧いただけます。マーケテイングの完全外注をお考えの企業様はぜひご検討ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を監修した人

株式会社SOHAのアバター 株式会社SOHA CEO 代表取締役

Webマーケティングを行う企業です。コンテンツマーケや広告運用はもちろん、ブランディングや戦略の立案まで支援いたします。SE、ITコンサルの経験を活かした経営者視点でこれまで業種業界問わず多くの企業のマーケティング支援を行ってきました。本メディアではこれまでの経験をもとに、マーケティングに関わる情報について発信いたします。

マーケティング歴は7年ほど。日本マーケティング学会会員。

目次