Instagramは国内でも圧倒的な人気を誇り、その利用ユーザーの多さからマーケティング施策のひとつとしてInstagramを利用する企業が増えています。しかし、Instagramをはじめてみたものの、フォロワーがなかなか増えないという悩みを抱える方は少なくありません。そこで本記事では、Instagramのフォロワーを増やす為の15の方法を詳しく紹介していきます!
Instagramのフォロワーを増やす方法15選
Instagramのフォロワーを0から増やす15の方法には、以下の内容が挙げられます。フォロワーをこつこつ増やし、Instagramアカウントを伸ばしていきましょう。
- プロアカウントに切り替える
- プロフィールを充実させる
- ストーリーズをハイライトにまとめる
- 投稿頻度を増やす
- 投稿するタイミングを考慮する
- 投稿内容に一貫性を持たせる
- 投稿の表紙にこだわる
- ハッシュタグを活用する
- フィルターを活用する
- 位置情報を活用する
- インスタライブを行う
- リールを活用して拡散を狙う
- トレンドを把握する
- ユーザーとコミュニケーションをとる
- キャンペーンを行う
1.プロアカウントに切り替える
Instagramアカウントを伸ばしていくにあたって、まずはアカウントを「プロアカウント」へ切り替えましょう。アカウント開設直後はプロアカウントではないため、手動で切り替える必要があります。
プロアカウントへ切り替えることによって、ビジネスに役立つ機能を利用できるようになります。以下はプロアカウントで利用できる具体的な機能の例です。
- インサイト(分析機能)
- Instagram広告
- Instagramショッピング
- 電話番号・メールアドレス・住所などの表示
- カテゴリの設定・表示
- 管理者権限の共有・割り当て
- DMの振り分け・分類
- DMの返信テンプレート
とくにインサイト(分析機能)では、投稿がどれだけ閲覧されているかやユーザーがどこから流入してきたかなどを確認できます。
インサイト(分析機能)で確認できる内容を以下の表にまとめました。
例えば、閲覧数の多い投稿からなぜ人気なのか傾向を掴んだり、閲覧数の少ない投稿から何が課題かを発見したりするといった使い方ができます。Instagramを運用する際はプロアカウントに切り替えたうえで、ビジネスに役立つ機能を活用することが大切です。
2.プロフィールを充実させる
ユーザーがアカウントに訪問した際、はじめに目につくのがプロフィールです。そのため、プロフィールを充実させることが、フォロワー獲得につながります。
例えば、「発見」で見かけた投稿からそのアカウントに訪問した際、「プロフィール画像が設定されていない」「名前もユーザー名のみ」「自己紹介文も白紙」だった場合、何を発信しているアカウントかをすぐに把握できません。
反対に、投稿内容に沿ったプロフィール画像が設定され、名前や自己紹介文から何を発信しているかを把握できれば、ユーザーは安心感を抱くでしょう。
ただし、あまりにも長すぎる自己紹介文は最後まで読まれない可能性があります。そのため、「自分が何者なのか」「どのような情報を発信しているか」などを簡潔に記載しましょう。
3.ストーリーズをハイライトにまとめる
基本的に、ストーリーズは24時間で削除されてしまいます。フォロワーでさえも見逃すことがあり、フォロワーでないユーザーにストーリーズを閲覧してもらうのは極めて困難です。
そのため、24時間経過後もストーリーズを閲覧できるよう、ハイライトを活用しましょう。
ハイライトは、投稿したストーリーズをまとめて残せる機能で、プロフィール画面に表示されます。ハイライトにまとめるジャンルとしては、以下の内容が挙げられます。
- アカウントの紹介
- 商品やサービスごとの特徴・魅力の紹介
- 口コミのまとめ
- 宣伝や告知
例えば、イベントの告知をストーリーズで行った際、そのストーリーズをハイライトに残すことで、イベント当日までは誰でも閲覧できる状態にしておくといったことが可能です。
複数の商品を取り扱っている場合は、商品ごとにハイライトをまとめることで、「特定の商品に関する情報を知りたい」というユーザーの役に立つでしょう。
また、ストーリーズにはリンクを設置することも可能なため、自社サイトやECサイトへの誘導にも効果的です。
4.投稿頻度を増やす
投稿頻度が高いと、それだけユーザーに閲覧される機会も増えます。フォロワー0からスタートする場合の投稿頻度は「毎日」がおすすめです。
実際に、週1回の投稿から毎日投稿に頻度を高めたことで、フォロワーが一気に増えたという事例もあるようです。
投稿内容の質が高く、ユーザーに届きさえすればフォロワーを獲得できるといったケースに効果が高いといえます。フォロワーが1,000人を超えるなど、ある程度のフォロワーを獲得している場合は、少なくとも週2~3回の投稿を心がけるとよいでしょう。
5.投稿するタイミングを考慮する
投稿するタイミングも、閲覧数やフォロワーの獲得数に影響しています。利用ユーザーの多い時間に投稿することで、より多くのユーザーに届く可能性が高まり、いいねやコメントなどの反応も得やすい傾向があります。
Instagramが活発に利用されている時間帯は、通勤・通学時の7~8時、お昼休憩時の12~13時、帰宅時の16時以降が挙げられ、ピークは20~22時です。
ただし、投稿内容やジャンルによってはアクティブユーザーの集まる時間帯が異なります。例えば、主婦や子育て世代は、家事や育児を一通り終えた14~15時にInstagramを利用するかもしれません。
このように、Instagramで投稿する際は、ターゲットに合わせて投稿する時間帯を見極めることが大切です。
6.投稿内容に一貫性を持たせる
投稿内容に一貫性を持たせることは、フォロワー離れの防止につながります。
例えば、日々のお弁当や作る過程を発信しているアカウントのフォロワーは、「自分でお弁当を作る際の参考にしたい」と未来の投稿にも期待しながらフォローするはずです。
しかし、同じアカウントで「東京でおすすめの飲食店○選」を紹介した場合、フォロワーは期待している内容とは異なるため、フォローを解除する可能性があります。
そのため、投稿する内容には一貫性を持たせることが大切です。「ダイエット」をテーマにしたアカウントを運用するのであれば、ダイエットにおすすめの「筋トレ」「ストレッチ」「食事」など、関連するテーマを投稿しましょう。
7.投稿の表紙にこだわる
Instagramの投稿では、まず表紙のみが表示され、2枚目以降はユーザーがスワイプして閲覧する仕組みとなっています。つまり、表紙でユーザーの興味を惹くことができなければ、2枚目以降は閲覧してもらえません。
そのため、いかに表紙でユーザーの興味を惹くか、2枚目以降を見たくなるかを考慮しながら表紙にこだわることが大切です。
例えば、以下2つの表紙をみてみましょう。
Bの表紙は、「色が単色」「文字の大きさが全部一緒」「余白が少ない」などの特徴があります。全体的にデザイン性がなく、2枚目以降を見たいような魅力は感じにくいでしょう。
一方のAの表紙は、文字の大きさや色を部分によって変え、何をテーマにした投稿であるかを把握しやすいという特徴があります。また、余白が作られているため、ごちゃごちゃした印象がなく、ユーザーの読みやすさに配慮していることが分かります。
このように、表紙ひとつでユーザーに与える印象は大きく異なるため、2枚目以降の投稿を閲覧してもらうためにも、表紙にはこだわりましょう。
8.ハッシュタグを活用する
Instagramでは、ハッシュタグを利用して投稿を検索する傾向があります。ハッシュタグをつけて投稿することで、ハッシュタグ検索を行ったユーザーへのアプローチが可能です。まだフォロワーでないユーザーにも閲覧してもらえるチャンスでもあります。
ただし、人気のあるハッシュタグや投稿数の多いハッシュタグを活用しても、他の投稿に埋もれてしまうかもしれません。
例えば、「#カフェ」は2900万件以上投稿されており、新たな投稿で上部に表示されるには時間がかかるでしょう。カフェの投稿をする場合でも、「#新宿カフェランチ」のように地名や種類を付け加えることで、投稿数は500件以上程度にとどまります。
このように、まだ投稿数が少なく上部での表示が狙えるキーワードを見極めることが大切です。投稿数は10,000件以下を目安に、ハッシュタグを活用しましょう。
9.フィルターを活用する
投稿する画像や写真にフィルターを活用することも、フォロワーを増やすひとつの手段です。加工やフィルターを施すことで、独自の世界観を表現できます。
例えば、無機質な雰囲気を出したいときにはグレー系のフィルター、スタイリッシュな雰囲気でまとめたいときには写真の明るさを落とすなどが例として挙げられます。なかには特定のフィルターを好んで、いいね・フォローを行うユーザーも存在します。
しかし、当然ながら一切加工されていない画像・写真を好むユーザーも多いため、ターゲットがどのような画像・写真を好むのかを分析し、ターゲットに合わせたフィルターの活用がおすすめです。
10.位置情報を活用する
Instagramの投稿には位置情報を紐づけることが可能です。投稿に位置情報を紐づけることで、特定の位置情報に関する投稿を見に来たユーザーに閲覧してもらえる可能性が高まります。
例えば、お店の雰囲気や提供されている料理を知るため、店名で「カフェA」と検索した際、ユーザーは「カフェA」の位置情報でまとめられた投稿を閲覧できます。
ハッシュタグや投稿された日時などは関係なく、その位置情報で人気の投稿が上部に表示されるため、過去の投稿であっても閲覧してもらえるかもしれません。
また、Instagramには地図検索機能が備わっています。発見タブの検索窓右横にあるアイコンをタップすると、複数のスポットが表示され、周辺にどのような店舗があるかを把握できる機能です。
ただし、投稿に位置情報を紐づけていないと、地図上に表示されることはありません。位置情報による検索や地図検索からの流入を逃さないためにも、位置情報は積極的に活用しましょう。
11.インスタライブを行う
インスタライブでは、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとれるため、フォロワーとの親密度を高めるのに役立ちます。インスタライブを視聴してもらえれば、フォロワーの滞在時間を伸ばすことも可能です。
インスタライブを行っているあいだは、ユーザー自身のストーリーズの右横に分かりやすく表示されます。そのため、フォロワーからもタップされやすい傾向があります。
また、ゲストを呼んで一緒にインスタライブを配信すると、ゲスト側のフォロワーやファンとの交流も可能です。そのため、インスタライブをきっかけに、自分のフォロワー・ファンになってもらうことも期待できます。
12.リールを活用して拡散を狙う
Instagramには、リールというショート動画を投稿する機能があります。リールは通常の投稿より、発見タブやリールタブなど表示される機会が多いため、拡散されやすい点が特徴です。
リールがバズると、本来であれば自分のアカウントにたどり着かないであろうユーザーまで届く可能性が高まります。そのため、新規フォロワーの獲得にはリールの活用が欠かせません。
リールをバズらせるには、コメント数・保存数・視聴完了率などの要素が重要です。「ついコメントしたくなるような動画」「あとで見返したくなるような動画」「最後まで見たくなるような動画」を意識しながら、リールを作成しましょう。
13.トレンドを把握する
Instagramを伸ばすには、トレンドを把握することも大切です。流行っている音源を使ってリールを投稿したり、バレンタインやクリスマスなどのイベントに沿った投稿内容にしたりすることで、多くのユーザーから興味を持ってもらえるでしょう。
ただし、ターゲットによって興味のあるトレンドは異なります。そのため、無理にトレンドを取り入れるのではなく、普段の投稿やターゲット層と関連のあるトレンドを見極めることが重要です。
14.ユーザーとコミュニケーションをとる
Instagramでは、ユーザーからコメントやDMが届くことがあります。しかし、情報を発信しているだけでは、ユーザーからのアクションを得るのは困難です。そのため、ユーザー発信だけでなく、自らコミュニケーションをとっていきましょう。
例えば、ターゲット層のユーザーの投稿にいいねやコメントをしたり、こちらが先にフォローしたりすることが挙げられます。
知らないアカウントであってもフォローがきたら、「どんな人がフォローしてくれたのか気になる」という心理から、ユーザーが自らのプロフィールに訪問してくれるかもしれません。
また、上記以外にもストーリーズ上で利用できる質問BOXやアンケート機能では、フォロワーからのアクションを促すことが可能です。
このように、ユーザーのアクションを待つばかりではなく、自らアクションを起こすことや、ユーザーのアクションを促すような対策が求められます。
15.キャンペーンを行う
キャンペーンの開催もフォロワーを増やすひとつの方法です。
例えば、「この投稿にいいねとフォローしてくれた方のなかから抽選で5名様にプレゼント」「フォロワー限定で無料公開」といったキャンペーンが挙げられます。
プレゼントに興味を持ったユーザーにアクションを起こしてもらえるだけでなく、フォロワーとなったユーザーには継続的に情報を発信できます。
また、インフルエンサーとコラボしたグッズを制作すれば、インフルエンサーのアカウントで自社アカウントを紹介してもらえるといった方法も効果的です。
ただし、頻繁にキャンペーンを行うアカウントは、Instagramから宣伝目的と判断され、発見タブなどで表示されにくいといわれています。そのため、「Instagramが伸び悩んでいる」「フォロワーの獲得率が下がった」など、運用開始から時間が経った頃の施策としておすすめです。
また、Instagramの規約に違反したキャンペーンの実施は避ける必要がありますので、規約をしっかりと把握したうえで行う必要があります。
【追記】絶対に今やるべき施策はショート動画(リール動画)
2024年5月末現在、Instagramではリールでの拡散がしやすい状況になっています。Instagramのリールはこれまで、まず初めににフォロワーに届け、反応が良ければフォロワー外へリーチさせるという仕様でした。しかし、2024年の4月30日に発表されたInstagramのアルゴリズムの変更により、動画の質が高ければ初期段階から誰でも多くのリーチを獲得できる仕様に変更されることが発表されました。これはTikTokと同様の仕組みであり、クリエイターにとって大きなチャンスとなります。
フォロワー数が少ない方でも平等に露出される可能性があるという事を示唆しているため、これからフォロワーを伸ばしたい人には嬉しい変更になっています。リールのバズによって1ヶ月で10万人伸ばしているというアカウントも存在するため、多くの人にチャンスが巡ってきていると言えるでしょう。
(外部リンク):Helping Creators Find New AudiencesApril 30, 2024
事実、弊社がサポートに入ったアカウントでも10本ほど動画を出したところで30万回再生越えの動画が生まれ、多くのお問い合わせを獲得した事例があります。また、一度アルゴリズムに優遇されたことでその後の伸びも良く、資産価値の高い施策であると考えられます。
ショート動画の制作には「人が興味を惹くシーンを冒頭に入れる」「再生時間を維持する工夫をする」「テンポの良いカット」「動画構成」など…考える点は多く難しいものです。もしショート動画を積極的に活用してみたいという企業様がいましたらお声がけいただければ幸いです。
Instagramのアルゴリズムを理解することも重要
Instagramが登場してすぐの頃は、フィードに表示される投稿は時系列が新しい順に表示されていました。
しかし、利用者が増え投稿数も多くなったことから、独自のアルゴリズムを搭載し、各ユーザーのニーズに適した投稿を表示する仕組みへと変わっていったのです。
そのため、ユーザーのフィードや発見タブで自分の投稿を表示させるには、Instagramのアルゴリズムを理解する必要があります。
例えば、Instagram上でよくコミュニケーションをとる人のストーリーズを左側に優先的に表示させたり、閲覧数の多い投稿を他のユーザーの発見タブに表示させたりしているのが、アルゴリズムです。
アルゴリズムにおいて重要視されている3つの要素を以下の表にまとめました。
ただし、すべてのアルゴリズムが公開されているわけではなく、アルゴリズムは定期的にアップデートされます。そのため、アルゴリズムのアップデート情報を定期的に確認することが大切です。
【SocialDogの活用もおすすめ】ツール活用で効率的にフォロワーを増やす
X(旧Twitter)の運用に欠かせないSocialDogですが、実はInstagramでの活用もできるんです!InstagramもXと同様で、常にPDCAを回して改善していく必要があります。SocialDogなどの分析ツールを使うとエンゲージの高い投稿の作成やフォロワーアップの精度が格段に上がります。
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Instagramの伸ばし方 まとめ
Instagramのフォロワーは運用方法や工夫次第で、戦略的に増やすことができます。国内のInstagram利用ユーザーは多く、フォロワーが増えればマーケティング施策のひとつとして効果的です。ただし、フォロワーの多さが必ずしもマーケティングの成功に直結しているわけではありません。マーケティングを成功させる手段のひとつとして、Instagramを効果的に運用していきましょう。