マーケティング活動の効率化に役立つのがマーケティングツールの活用です。ただ、マーケティングツールといっても、目的によって備わっている機能が異なっているうえ、ツールの種類によってそれぞれの強みがあります。そこで、本記事では目的別のマーケティングツール25選を紹介します。ぜひ、本記事を参考に自社の課題に最適なツールを見極めましょう。
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マーケティングツールとは
マーケティングツールとは、マーケティング活動を効率化させるためのツールです。マーケティングツールにはさまざまな種類が存在しており、具体的には以下のようなツールが挙げられます。
- SEOツール
- 広告運用ツール
- SNS運用ツール
- MAツール
- SFA・CRMツール
ツールの種類によって備わっている機能が異なるため、自社の課題や目的に合わせたツールの選定・導入が重要です。各ツールの特徴や実際のおすすめツールをみていきましょう。
おすすめのSEOツール7選
SEOツールは、最適なキーワード選定やWebサイトのアクセス解析など、SEOのあらゆるプロセスで役立つツールを指します。おすすめのSEOツールは以下の7つです。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
- パスカル
- Ahrefs
- keywordmap
- GRC
- SimilarWeb
Googleアナリティクス|Webサイト内のユーザー行動を分析
出典:Google「お客様のビジネスに適した分析ツールとソリューション」
Googleアナリティクスは、Webサイトに訪問したユーザーがとった行動を分析できるツールです。具体的には以下のような内容を把握できます。
- アクセス数の計測
- リアルタイムでのWebサイト利用状況
- ユーザーの基本属性
- ユーザーの流入元
- Webサイト内のユーザーの行動
- Webサイト経由で獲得した成果
例えば、Webサイトに訪問したユーザーの基本属性を把握すると、自社サイトをよく利用するユーザー層が見えてくるはずです。そのため、自社サイトをよく利用するユーザー層に合わせたコンテンツ作成が可能となります。
このように、Webサイト内のユーザー行動を分析することで、Webサイトのレイアウトやコンテンツ作成の最適化などに役立つでしょう。
Googleサーチコンソール|Webサイトにアクセスする前のユーザー行動を分析
出典:Google「Google Search Console」
Googleサーチコンソールは、Webサイトに訪問する前のユーザー行動を分析できるツールです。具体的な機能としては以下が挙げられます。
- インプレッション数/クリック数の測定
- 検索順位の測定
- 流入キーワード
- Webサイトの問題検出
例えば、同ツールではユーザーがなんというキーワードで自社サイトにたどり着いたのかを把握できます。そのため、流入の多いキーワードに合わせたコンテンツ作成が可能です。
同ツールはGoogleアナリティクスと混同されやすいツールですが、調査・分析の対象がWebサイトに訪問する前のユーザー行動か、Webサイトに訪問したあとのユーザー行動かという明確な違いがあります。
パスカル|SEOの内部施策に効果的
出典:株式会社オロパス「パスカル」
パスカルは、SEOにおける内部施策に効果的なツールです。SEOにおける内部施策とは、Webサイトのレイアウト・コンテンツ・タグの設置など、Webサイトの内部構造に対しておこなう施策を指します。同ツールの主な機能は以下の通りです。
- コンテンツ分析
- キーワード分析
- ランキング取得
- 競合分析
例えば、コンテンツ分析では上位表示を目指すキーワードをもとに、ユーザーの求める情報を調査し、コンテンツの目安となる文字数をはじめ、含めるべきキーワードや見出しなどを提案してくれます。
このように、同ツールはコンテンツ作成の事前準備にかかる時間を短縮させ、さらに質の高いコンテンツ作成に役立つでしょう。
Ahrefs|被リンクに関する調査・分析が強み
出典:株式会社フルスピード「Ahrefs」
Ahrefs(エイチレフス)は、自社サイトだけでなく競合サイトの被リンク獲得状況まで分析できる、被リンク分析を強みとするツールです。約27兆ものリンクデータを保有しています。
また、同ツールでは自社サイト・競合サイトの順位変動を記録する機能があるため、手動で各Webサイトの検索順位を調査する必要がありません。
悪質な被リンクも察知できることから、「悪質な被リンクに気づけなかったせいでWebサイトの評価が下がっていた」といったトラブルも回避できるでしょう。
Keywordmap|最適なキーワード選定に役立つ
出典:株式会社CINC「Keywordmap」
Keywordmapは、ユーザーのニーズや自社と競合の順位比較といった多角的な分析をもとに、最適なキーワード選定に役立ちます。他にもキーワード選定をはじめとするSEOの施策に役立つ、以下のような機能が備わっています。
- Webサイトの流入キーワード調査
- 流入キーワードの多角的な絞り込み分析
- 競合複数社サイトの流入キーワード調査
- SEO上の競合サイト抽出
- 成果に貢献しているページの調査
- ユーザーのニーズや検索意図の調査
- コンテンツの情報網羅度チェック
例えば、ユーザーのニーズや検索意図の調査では、調査結果をもとに記事の構成案を提案してくれるため、コンテンツ制作の効率化が期待できます。このように、同ツールによってSEOの多くのプロセスにおける効率化・自動化を実現できるでしょう。
GRC|キーワード別の検索順位を調査
出典:有限会社シェルウェア「検索順位チェックツールGRC」
GRCは、Google・Yahoo!・Bingでの検索順位をチェックできるツールです。検索順位の変動をグラフ表示してくれるため、過去から現在までの検索順位をひと目で把握できます。
また、同ツールにはメモ機能が備わっているため、どのタイミングでどのような施策を実施したのかを記録できます。そのため、検索順位が変動した際に、何を原因・要因として順位が変動したのかを把握しやすいでしょう。
SimilarWeb|競合サイトの抽出から調査・分析まで対応
出典:Similarweb Ltd.「競合、市場、マーケティングチャネルの分析プラットフォーム | シミラーウェブ」
SimilarWebは、URLを入力するだけであらゆるWebサイトのアクセス状況を分析できるため、自社サイトだけでなく競合サイトの調査・分析にも対応しています。
同ツールは独自のデータベースを駆使することで、競合サイトにおけるユーザーの属性や行動傾向を予測するという仕組みです。無料プランも用意されていることから、お試しで導入することもできます。
このように、同ツールは競合分析を強みとしているため、競合の多いテーマを扱うWebサイトを運営している企業におすすめのツールです。
おすすめの広告運用ツール5選
広告運用ツールは、複数のWeb広告を一元管理したり運用を自動化したりするなど、Web広告運用の効率化を実現するツールです。おすすめの広告運用ツールには以下5つが挙げられます。
- アドエビス
- ATOM
- Shirofune
- X-log.ai
- ROMOMA AI
アドエビス|広告の効果測定に役立つ
出典:株式会社イルグルム「アドエビス」
アドエビスは、複数の広告媒体からデータを自動取得でき、広告に関する分析機能が幅広く備わっている広告運用ツールです。豊富な分析機能により、高度な効果測定を可能とします。
昨今では、Cookie規制が強化されたことにより、ユーザーの行動データを取得することが以前より難しくなりました。しかし、同ツールは独自のプログラムを駆使して、正確なデータ取得が可能です。
例えば、1人のユーザーが商品を5つ購入した場合、ツールによっては「1ユーザーの購入=1コンバージョン」と測定するところを、同ツールでは購入数に応じてコンバージョン数を測定できます。
このように、同ツールは豊富な分析機能により、高度かつ正確な効果測定に役立つでしょう。
ATOM|広告運用レポートの作成を自動化
出典:SO Technologies株式会社「ATOM」
ATOMは、広告運用において重要なレポート作成の自動化に役立つツールです。レポート作成の自動化に対応できる主な広告には以下が挙げられます。
- Google Ads
- Yahoo!プロモーション広告
- Facebook広告
- Twitter広告
同ツールにはすぐに利用できる157種類ものテンプレートが用意されており、数分の設定でレポート作成を自動化できます。カスタマイズ性にも優れているため、自社に合わせたレポート作成も可能です。
また、同ツールは導入サポートも充実していることから、「導入後に使いこなせない」「なかなか定着しない」といった問題も回避できるでしょう。
Shirofune|Web広告運用を自動化
出典:株式会社Shirofune「Shirofune」
Shirofuneは、手動でおこなっていた広告運用のあらゆるプロセスをシステム化し、広告運用の自動化を実現できるツールです。従来の広告運用と比較して、月間の作業時間を最大92%も削減できるといいます。
また、同ツールで広告運用を自動化することで、担当者1人あたりの運用できるアカウント数増加にもつながります。
このように、同ツールは広告運用業務の自動化によって作業時間を削減できることから、「少ない従業員で多くの顧客に対応しなければならない」「広告運用業務の効率化を実現したい」といった企業におすすめです。
X-log.ai|広告費の最適化に役立つ
出典:株式会社日本クラウディア「X-log」
X-log.aiは、不正クリックを防止することで、無駄な広告費の発生を回避できる無料ツールです。初期設定をおこなうのみで、あとは同ツールがAIによって無駄なクリックを判別してくれます。
不正クリックの対象となるIPや配信先が見つかれば、自動的に運用画面で除外登録までを実行してくれるため、手動でデータを確認する必要もありません。つまり、同ツールは不正クリックの抽出から対策までを一貫して実行するため、担当者は結果を確認するのみです。
このように、不正クリックを防止し広告費の最適化を実現できることから、「クリック数の割には成果が出ていない」といった企業におすすめのツールです。
ROBOMA AI|SNS広告運用に効果的
出典:RoboMarketer 株式会社「広告運用・マーケティングの自動化 AI | Roboma (ロボマ)」
ROBOMA AIは、SNS広告の運用に効果的なツールで、Facebook・Instagram・Twitterの広告では、自動運用機能が備わっています。
例えば、広いターゲットに広告を配信したあと、効果のあったターゲット層に絞って広告を配信することが可能です。実績に応じた予算の自動配分もおこなえるうえ、月予算を設定できるため、自動運用で予算を超えたコストが発生することもありません。
このように、同ツールではSNS広告の運用を自動化でき、手動でおこなうより効果的な運用が可能となります。そのため、SNS広告を中心に広告運用をしている企業におすすめのツールです。
おすすめのSNS運用ツール5選
SNS運用ツールは、複数のSNSアカウントを一元管理するなど、SNS運用を効率化できるツールです。おすすめのSNS運用ツールには以下5つが挙げられます。
- Engage Manager
- Social Insight
- Hootsuite
- Beluga
- SocialDog
Engage Manager|運用工数を削減
出典:株式会社トライバルメディアハウス「エンゲージマネージャー」
Engage Managerは、Twitter・Instagram・Facebook・YouTubeの運用工数を削減できるツールです。複数のユーザーで複数のSNSアカウントを管理できるうえ、担当者間のコミュニケーションも同ツールで完結できます。
また、SNS運用で欠かせないSNSユーザーとのコミュニケーションの円滑化にも効果的です。例えば、Twitterでキャンペーンの投稿をし、抽選をおこない当選連絡をするといった施策を実行する際、この一連のプロセスをツール内で完結しておこなえます。
このように、同ツールではSNS運用における工数をツール内で完結しておこなえる機能が豊富に備わっていることから、SNS運用の効率化に役立つでしょう。
Social Insight|幅広いSNSの細かいユーザー分析が強み
出典:株式会社ユーザーローカル「ソーシャルインサイト」
Social Insightは、幅広いSNSでのユーザー分析を強みとするツールです。同ツールが対応しているSNSには以下が挙げられます。
- LINE
- YouTube
- TikTok
- note
- mixi
同ツールはSNS上の膨大なクチコミデータを集計し、評判やトレンドの計測が可能です。
クチコミデータを収集する際には、キーワード・URL・ドメイン・ハッシュタグなど、さまざまな条件で指定できるため、自社・他社のブランドや商品・サービスの動向をモニタリングするのに役立つでしょう。
また、自社に興味を持っているユーザー層の性別・年齢・地域・ネットリテラシーなど、詳細な部分まで分析できるため、ユーザーニーズの調査にも効果的です。
Hootsuite|複数のSNSの同時モニタリングや一元管理が可能
出典:フートスイート株式会社「Hootsuite」
Hootsuiteは、Twitter・Instagram・Facebook・LinkedlnなどのSNSに対応しており、複数のSNSアカウントを同時モニタリングできるツールです。アカウントごとに最もアクセス数を獲得している投稿・リンクを特定したり、フォロワーの行動傾向を分析したりできます。
複数のSNSアカウントを同ツールのダッシュボードで一元管理できるため、各SNSにアクセスして情報を収集する必要がありません。そのため、SNS運用の効率化に役立つツールといえます。
Beluga|複数のSNS運用を一元管理
出典:ユニークビジョン株式会社「Beluga|ソーシャルメディア統合管理ツール」
Belugaは、複数のSNSアカウントを一元的に管理・運用できるツールです。基本的なSNS運用機能をはじめ、キャンペーン機能まで充実しています。SNS運用の基本機能としては以下が挙げられます。
- 投稿管理
- 分析
- リスニング
そして、キャンペーン機能では、キャンペーンの投稿・参加者の収集・抽選・当選連絡の一連のプロセスを一貫して同ツール内でおこなえます。基本機能とキャンペーン機能を組み合わせて活用することで、顧客との効率的な関係性構築に役立つでしょう。
SocialDog|Twitterアカウントの運用・管理・分析などに対応
出典:株式会社SocialDog「SocialDog – Twitterマーケティングのためのオールインワンツール」
SocialDogは、Twitterの運用・効率化・自動化・分析・アカウント管理など、Twitter運用に特化したツールです。企業規模にかかわらず、以下のようなさまざまな目的に合わせて活用できます。
- 運用の効率化
- エンゲージメント向上
- ソーシャルリスニング
同ツールは、スレッド・画像や動画・予約リツイートなどさまざまな形式での予約投稿ができるうえ、下書き機能や予約枠機能など、高度な投稿管理も実現します。
特定のキーワードを投稿したユーザーを抽出したり、フォローバックされていない・アクティブでないユーザーを抽出したりすることもできるため、フォロワーの管理も効率的におこなえるでしょう。
おすすめのMAツール5選
MAツールは、新規顧客獲得や見込み顧客の育成など、マーケティング活動の効率化・自動化を実現するツールです。顧客管理をはじめ、顧客に合わせたコンテンツ配信やWebサイトの管理・分析など、マーケティングに関する機能が幅広く備わっています。
おすすめのMAツールは以下の5つです。
- Marketing Hub
- Adobe Marketo Engage
- Marketing Cloud Account Engagement
- SATORI
- Dr.Marketing
Marketing Hub|マーケティングに関するツールやデータが集約
出典:HubSpot「Marketing Hub | MA、LPやフォーム作成の一元管理を実現するマーケティング ツール」
Marketing Hubは、マーケティングに必要となるツールやデータが集約されたMAツールです。具体的には以下のような機能が備わっています。
- コンテンツ作成
- フォーム作成
- 広告管理
- SNS管理
- レポーティング
- メールマーケティング
上記のような機能を活用することで、リード獲得や顧客への転換に役立ちます。例えば、SNS管理では同ツール上でSNSアカウントを一元管理できるため、フォロワーから届いた重要なリプライなどを見逃すことがありません。
このように、コンテンツの作成や広告・SNSの管理をはじめ、レポーティング・メールマーケティングにも対応しているのが同ツールの強みです。
Adobe Marketo Engage|柔軟なカスタマイズ性が強み
出典:Adobe「MA(マーケティングオートメーション)の市場リーダー | Adobe Marketo Engage」
Adobe Marketo Engageは、柔軟なカスタマイズ性を持ち、顧客との関係性構築に役立つMAツールです。機能を自社仕様にカスタマイズしやすいという強みを持つことから、さまざまニーズに応えられるとして、全世界の企業で活用されています。
また、同ツールでは定期的なセミナーの開催・オンラインコミュニティの運営がおこなわれているため、ツール活用に関する情報交換も活発におこなえます。そのため、ツール導入後の施策立案や最適な活用方法などを把握するのに役立つでしょう。
Marketing Cloud Account Engagement|顧客の行動に合わせたメール配信が可能
出典:株式会社セールスフォース・ジャパン「B2Bマーケティングオートメーションとリード育成のツール」
Marketing Cloud Account Engagementは、Salesforceから提供されているMAツールです。マーケティングに必要な基本機能をはじめ、同ツールでは顧客に合わせたメールマーケティングがマウス操作ひとつで実現します。
また、アカウントベースでデータが収集・管理できるため、マーケティングチームと営業チームの連携にも役立つでしょう。チームごとに情報が分断されたり、チーム間で方向性がズレたりする心配もいりません。
SATORI|使いやすさが強みの国産MAツール
出典:SATORI株式会社「マーケティングオートメーションツール SATORI」
SATORIは、導入も操作もシンプルで使いやすさが強みの国産MAツールです。データベースの設計作業が必要ないため、Webサイトに計測タグを埋め込むのみで即日で運用を開始できます。
また、匿名客へのアプローチに強い点も同ツールの特徴です。一般的には問い合わせや会員登録などで取得した情報をもとに、特定の顧客に対しアプローチをおこないます。
しかし、同ツールでは匿名客に対してもWebサイト内にポップアップを表示したり、他サイト閲覧時にプッシュ通知をおこなったりするなど、匿名客へのアプローチも実現できます。
Dr.Marketing|大手企業の新規開拓が強み
出典:株式会社アイアンドディー「Dr.Marketing」
Dr.Marketingは、BtoB事業における大手企業へのアプローチや新規開拓を強みとするMAツールです。例えば、新規開拓に向けてWebセミナーを開催するとなった場合、以下のような業務プロセスを同ツール内で一貫しておこなえます。
- Webセミナーへの誘導用LP作成
- 集客用のメール配信
- 集客インサイドセールスの履歴管理
- Webサイトにアクセスした見込み顧客のトラッキング
- Webセミナーの申込者管理
- アンケートフォーム作成・結果集計
- 営業フォロー管理
また、同ツールはデータをクラウド上で管理しているため、テレワークにおいてもフル活用できるでしょう。
おすすめのSFA・CRMツール3選
SFAツールは、営業プロセスの効率化や各プロセスの可視化・管理など、営業活動を支援するツールです。また、CRMツールは顧客情報の管理に特化したツールを指します。
SFAとCRMでは対応できる業務の領域が異なるため、双方の機能を持ち合わせたツールを導入するか、2つのツールを併用するという方法があります。おすすめのSFA・CRMツールは以下の3つです。自社に最適な方法に合わせてツールを選定しましょう。
- Sales Cloud
- Senses
- GENIEE SFA/CRM
Sales Cloud|顧客情報や商談の進捗状況を一元管理
出典:株式会社セールスフォース・ジャパン「Sales Cloud 製品概要|SFA (営業支援ツール)」
Sales Cloudは、SFAとして世界トップシェアを誇り、機能性に優れたSFAです。CRMやMAツールとの連携も可能で、AIによる業務支援サービスが提供されている点も同ツールの魅力です。同ツールに備わっている具体的な機能には以下が挙げられます。
- 商談管理
- 営業支援
- 売上予測
- セールスエンゲージメント
- テリトリー管理
上記のように、営業における業務プロセスの一連の流れを同ツール内で一元的に管理できます。そのため、各ツールに情報が散在したり、各ツールを確認するといった手間や負担の削減につながるでしょう。
Senses|直感的に使いこなせる営業支援ツール
出典:株式会社マツリカ「Senses」
Sensesは、直感的に使いこなせる操作画面で、ITツールの活用に慣れていない従業員でも利用しやすい点が特徴のツールです。ツールへの情報入力に関しても、一部の情報は入力が自動化できるため、手動で情報を入力する負担軽減につながります。
また、連携できるツールの種類も豊富で、行動実績・目標・リスクなどの営業に関する情報を同ツールに集約し管理できます。このように、同ツールは一元的な管理と直感的な使いやすさから、ツール活用の定着も期待できるでしょう。
GENIEE SFA/CRM|定着率99%を誇る国産ツール
出典:株式会社ジーニー「GENIEE SFA/CRM」
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)は、以下の3つを特徴とするSFA・CRMです。
- 低価格で多機能
- 親しみやすいシンプルな画面
- 運用開始が短期間で可能
同ツールは豊富な機能が備わっていますが、そのなかから自社に必要な機能や項目を厳選して活用できます。そのため、機能が多すぎて使いこなせないといった心配もいらないでしょう。
SFA・CRMは定着してこそ、効果が最大化されます。同ツールはシンプルな管理画面で、ストレスフリーの運用が可能なため、定着率は99%にものぼります。同ツールの活用でコア業務へ集中し、業績向上を実現しましょう。
自社に最適なマーケティングツールの選び方
自社に最適なマーケティングツールの選び方は以下の通りです。
- マーケティングツール導入の目的を明確にする
- 外部ツール連携機能の有無を確認する
- 使いやすさを比較する
1.マーケティングツール導入の目的を明確にする
マーケティングツールの種類によって目的と機能が異なるため、まずは自社がマーケティングツールを導入する目的を明確にしましょう。自社が抱える課題の洗い出しから始めることがおすすめです。
例えば、運営しているWebメディアからの流入が少ないという課題がある場合、SEOに関する施策の改善が必要となるため、SEOの最適化に役立つSEOツールを導入すべきでしょう。
このように、洗い出した課題をもとに自社におけるマーケティングツール導入の目的を明確化したうえで、最適なツールの種類を見極めることが大切です。
2.外部ツール連携機能の有無を確認する
自社の目的に合ったツールをいくつかに絞れたら、外部ツールとの連携機能があるかどうかを確認しましょう。連携機能の有無と同時に、連携できる外部ツールの種類まで確認します。
マーケティングツールは種類によって備わっている機能が異なっていることから、対応できる業務の領域も異なります。つまり、複数のマーケティングツールを連携して活用すれば、1つのツールでは補えなかった業務範囲でも、一元管理や自動化などが可能となるのです。
とくに、すでに自社が導入している外部ツールがあれば、その外部ツールと連携可能なツールを選びましょう。そうすることで、手動でデータを移行したりツールごとに情報を入力したりするといった手間を省けます。
3.使いやすさを比較する
いくつかのツールにまで絞り込めたら、最後に使いやすさを比較しましょう。どれだけ機能性に優れているツールでも、大半の機能を使いこなせないとなると、費用対効果は薄れてしまいます。
また、実際にツールを利用する現場の従業員がツールを「使いにくい」と感じれば、ツールを活用しなくなったり、ツールが定着するまでに長い時間を要したりするでしょう。
したがって、無料プランや無料トライアルなどを活用して現場の従業員に利用してもらい、意見や感想を取り入れながら最終的に導入するツールを選定することが大切です。
自社に最適なマーケティングツールを導入しよう
マーケティングツールは、マーケティング活動の効率化に役立つツールで、種類はさまざまです。そのため、自社の課題や目的に合わせて、最適なツールを選定することが大切です。自社に最適なツールを導入し、マーケティング活動を効率的に進めていきましょう。